キャノピー製作
こんにちは!コックピット班の爽です!
今月から新入生の作業場体験期間が始まり僕が先輩になるなんて誰が思ったでしょう!
あぁ!先輩になりたくないずっと後輩でいたいですねえ...
今週は先週行った塩ビ焼きで加工した塩ビ板をそれぞれつなぎ合わせてキャノピーを作りました.
新入生も見ているかもしれないのでキャノピーの作り方を簡単に説明しますね!
そもそもキャノピーとはパイロットの広い視野を確保するために透明で覆っているもので,下の写真で透明なカバーがキャノピーです.風防も兼ねています.
鳥科のキャノピーは塩ビ製で,塩ビ板を塑性温度まで熱したものをキャノピーの雄型に押し当てて成形します.チームによってポリカーボネートやPETなど様々な材料が使われています.下の写真は今年の雄型です.
コンロで熱したアツアツの塩ビ板を... 雄型にどーん!
塩ビ板は熱可塑性プラスチックなので加熱すると溶解し,冷却すると元の個体に戻る性質を持っています.熱して柔らかくなった塩ビ板を雄型に押し込んで冷却するとキャノピーが成形できるわけです.部分的に成形した塩ビ板をつなぎ合わせて完成なのです
キャノピーは四角錐の頂点を丸めたような形をしているので,部分的にトップ1枚と側面4枚を塩ビ板で成形したものを余分な部分を切り落として,つなぎ合わせて作ります.下の写真が完成したキャノピーで,持っているのは僕です(‘ω’)
説明が下手で伝わらなかったかもしれないですが,現在行っている作業場見学では実際にキャノピーをつくることができちゃいます!!!コックピット班の作業体験は本日も行っています!新入生が来るのを楽しみにしています(#^^#)
ではでは!