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各班紹介





はじめに




私たち鳥科では、機体製作を翼班、コクピ班、接合班,電装班の4つに分けて行っています。
主に、機体の翼の製作にかかわっている翼班
パイロットが乗るコックピット部分をアルミのフレームなどを用いて作るコクピ班
機体の桁の接合や、部品同士の接着を担当する接合班
操舵や機体の速度や高度をパイロットに知らせる機器を製作する電装班

またこれらの班に加え、機体の設計者が数人います。
設計者が設計した機体通りになるよう、設計者の指示のもと、四つの班が製作を進めていきます。




翼班




翼班は主翼、尾翼を製作する班です。
そんな翼製作の過程はこちら↓




1.マスターを作る




マスター:翼型を印刷した紙をボール紙に貼り付けて線に沿ってカッターで切ったもの。リブを切るための型紙。




2.リブを作る




リブ:発泡スチロールをマスターに沿って電熱線で切り出したもの。切り出した後に線引きをして、ウェブ材、側面キャップをスチレンボンドでつける。翼の小骨。




3.リブ付け




エポキシ樹脂でリブを桁に対して垂直に取り付ける。




4.ストリンガーを付ける




ストリンガー:翼の骨組み




5.後縁を強化する




後縁をヒノキの後縁材で挟み、その隙間に発泡スチロールの充填剤を入れてバルサで蓋をする。 




6.プランクを貼る




両面テープで翼をスチレンシートで覆う。




プランク:外皮。これが翼型を再現する。




7.リブキャップを付ける




リブキャップ:各リブのお腹と背中に付けるバルサ。リブの背骨。




8.塗装をする




塗装はGerberaのもの。




9.ミレファンを貼る




ミレファン:翼を覆うフィルム




10.アイロンをかける




ミレファンのしわを伸ばして張りを強くするためにアイロンをかける。
この工程は琵琶湖の湖岸で行う。




11.完成!




Gerberaの垂直尾翼




コクピ班

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接合班

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電装班




電装班は大ざっぱに言うと電気が通っているものを扱う班です。
サーボモーターで尾翼を動かしたり、パイロットに様々な情報を伝えるための計器類の作成、GPSや慣性センサで取得した飛行データの整理などを行っています。
パソコンに向かっているか、はんだごてを握ってばかりいるイメージがありますが、意外とボール盤やヤスリなどにお世話になることも多いです。
手先が器用な人、電子工作やプログラミングが得意な人はもちろん、データを活用できる物理が得意な人も募集中です。